貴船礼儀をわきまえていることや言語能力があること、つまりきちんと挨拶ができるとか、きちんと日本語がつかえるとか。あとは体力があるとか、健康であるとか、やさしいとか。条件として、やさしさがかなり重要ですね。この仕事ではね。そういう人間として基本的な要素を重視していかないとやはりダメでしょうね。
それ以上の“この様な人が良い”というような具体的な条件付けはこの場ではしません。同じような人材ばかりが集まっても会社の力にはならないからです。“こんな人”より“君(きみ)”と一緒に働きたい。会社にはさまざま人材が必要ですからね。
貴船単純に個性は能力だと私は考えています。“君”が現時点で持っている個性、つまり能力を翔設計という場を通して社会に役立てようということですね。
さまざまな能力や感性を持ち、さまざまな環境下にある“さまざまな人材”が翔設計に集って、そこで新しい価値や働き方を作り出して社会の役に立っていく。そうして翔設計は多様化していくのです。今後10年、この設計業界がどの様になっていくのか誰にもわからないのだから、変化についていくために組織が多様化できないとしかたないですからね。
だから翔設計には“君”しか持っていない個性が必要なのです。だから君と一緒に働きたい。そういうことですね。
貴船社会で働くためには、やはりその人の素(す)のところが大切なのではないかな。
社会って制約が多いですよね。それはダメとか、企業の方針はこうであるとか。学生はその制約に合わせて自己を隠した状態で面接にやってきている様に感じています。翔設計に対してはそうではなくて、もっと素の部分を見せてほしい。君の個性は?素の部分は何?って聞きたいですね。
自己を隠して働くよりも、自己や個性を発揮させた方が力は出ます。その人が持っている能力をもって、成功体験を繰り返していくことで自信がついて、自信がつくことで周りからの信頼が高まり、信頼が高まることで本人の力にもなっていくのです。
“君”がもっと強くなるには、入社してからの10年をどう働くかです。
大体見ていてわかるのは、翔設計以外の他の企業でも、新卒で入った会社が個人に対して求めるところが多く、すごくハードだったり、しんどい会社だったりした場合、その人は強くなるということが事実としてありますね。
貴船そうだね。すごく単純にそうだね。恥ずかしくないっていうのは言葉としてはおかしいかもしれないけれど。社会のどこに立つとしても戦える、生き残れる人間。生き残れないとしょうがないですよね。どこに出たとしても恥ずかしくない。でも、倒れてしまうのでは仕方がないですから。倒れない人間。生き残れる人材が一番強いんですよ。
貴船やはり強い人間であることですね。翔設計で共に働けば、どこに出ていっても恥ずかしくない、強い、やさしい人間になっていますよ。
貴船アンパンマン?
貴船みんなで共に働くということは個性をあわせて進む力にするわけです。1人が1人分の個性を発揮するよりももっと強くなれる。また、それを学びあう。たとえば10人いる社員が10年間、お互いに学びあって成長しあっていけば、10人分の個性以上の進む力に成り得るわけです。
貴船「実現する」という言葉を私はよく言いますが、個性は実現しないとだめなのです。個性って性格でしかないので、行動に起こして、成果として形に残しましょう。
貴船“個性の実現”というと抽象的過ぎますか。つまり仕事の場ですから“仕事で能力を発揮して成果を出す”ですね。
貴船こういった一見具体性のない抽象的な話に敏感に反応して人が集まるということが大切なのだと思うのです。
概念的な理想に対して、自分もそこに入れる、関われると思うことが最初のステップとして大切ですよね。
この会話を文章に書き起こすのですよね?これを読んで「これは自分がやるべき仕事だ」と感じた人たちにはぜひ入社してきてほしいですね。
翔設計は人の集まりです。
人の能力を集めて社会に貢献する企業です。
君の個性が大事です。
君の個性が他の個性とふれあい、集まることで新しい力が生み出されるのです。
だから君の力を持って参加してください。
共に働くことってそういうことです。
翔設計はそういう会社です。
ぜひ一緒に働きましょう。